当社のプレス生産の歴史は1924年450ton水圧プレスに始まり、
2021年で97年の歴史となります。
自動車用の大型プレスは1935年に納入したシャーシ加工用プレスから始まり、モータリゼーションの高まりで下表の変遷を経て高速生産、多品種少量生産、フレキシブル化を訴求するようになりました。
※2020年3月現在
コマツのサーボプレスは世界トップクラスの納入実績を誇ります。
大型プレスは、全世界35ヵ国に納入実績があり、コマツ産機は豊富な製品ラインナップとICTを活用したイノベーションにより、自動車産業の成長と省エネ、安全、環境に貢献しています。
Komatsu ServoPress H*FTLのプレスラインで生産される部品は
自動車の外板パネルです。
※対ロボットライン
高速振り子フィーダを搭載し、プレスを位相差運転(PAT.P)することで十分な搬送時間確保し、高速化を実現。
※対エアクッション
サーボモータの高速応答性を利用したサーボダイクッションにより、高成形性とNC化によるトライ時間の短縮を実現。
成形対象部品
ボディサイドアウター(絞り部品)
測定項目
メカプレス/サーボプレスそれぞれで成形したパネルのシル部を測定し、
CADデータとの比較によりスプリングバック量を評価。
測定結果
サーボプレス ほぼ型形状通りに成形ができた
メカプレス サーボプレスの約1.7倍のバック量
振り子フィーダにより、手動のタンデムラインに近い柔軟な使い方や金型高さが違っても工程毎のモーションや姿勢を変えられるので汎用的な使い方ができます。
より汎用性の高い1本振り子タイプもあります。
※対メカプレス+エアダイクッション
サーボプレスとサーボダイクッションの電源回生で消費電力を削減
(成形品により省エネの効果が変わります)
(注)サーボプレスの場合、6,600V高圧受電のお客様では、電力会社の送電事情によっては、電圧降下の影響により、民家や近隣工場にフリッカ問題が発生する恐れがありますのでECM等での対策が必要となります。
(77,000V特別高圧受電の場合は問題となりません。)
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