プレスとは
1.プレス機械とは
「プレス機械」とは、材料に圧力を加えて成形や加工を行うための機械です。
2つの対になった工具の間に金属などの材料を挟み、圧力を加えて成形や加工を行います。
この2つの対になった工具は「金型」と呼ばれ、プレス加工において材料を形作るために欠かせない工具です。
2.プレス機械で作られるもの
プレス機械が作るものには、例えば以下のようなものがあります。
- · 乗り物の車体
- · 家電製品の部品
- · 建築部品
私たちの暮らしを支える身近なものをプレス機械が作っています。

3.プレス機械のメリット
プレス機械を使った加工には以下のメリットがあります。
- 1.加工コストが安い:金型を使って0.1~5秒で加工できるため、コストが低い。
- 2.大量生産が可能:自動化により大量生産が可能。
- 3.均一な品質:金型を使用することで均一な品質で製品を作ることができる。
プレス機械は均一な品質で製品を大量生産できるため、生産コストを下げることができ、様々な分野で使用されています。
4.プレス加工の種類
プレス加工には以下の種類があります。

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板金加工
:材料の厚さがほとんど変わらない加工方法。
- せん断加工
- :材料を「切る」加工
- 曲げ加工
- 絞り加工
- :材料を「絞り込んで」筒状に成形する加工
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鍛造加工
:材料の厚さが大幅に変わる加工方法で、高い加工力が必要。
- 圧縮加工
- :材料を「つぶす」加工
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効率的に生産するためには、適した加工方法を選ぶ必要があります。
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板金加工と鍛造加工の違い
- 板金加工
- :材料の厚さはほとんど変化しない。
- 鍛造加工
- :材料の厚さが大幅に変化し、高い加工力が必要。
【板金加工】イメージ
【鍛造加工】イメージ
5.プレス加工方式の種類
プレスで加工する方法にはいくつかの種類があります。
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1.単発加工
1回のプレスごとに作業者が材料を手で持ち、機械に直接セットして製品を取り出す方法です。
手打ち(ハンドインダイ)とも呼ばれます。 -
2.順送加工
ロール型に巻かれた素材を順に送り、複数の工程が一つに組み込まれた金型を装着したプレス機によって完成された製品が金型から排出される加工法です。
プレス機1台で完成し、自動で連続加工が可能なので量産に向いています。 -
3.ロボット加工
(タンデム)複数のプレス機械を使用して、1つの工程を1台のプレス機械で加工します。
それぞれのプレス機の間に加工素材の搬送ロボットが設置されているため、自動で連続加工ができ、量産に向いています。
このように、プレス機械は多様な加工方法を駆使して、私たちの生活に欠かせない製品を作り出しています。
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