従来方式のコントローラリニューアルは、機体内配線を全て取り替える必要があったため5~6日間の連休を利用しての長期にわたる工事が必要不可欠でした。
新方式では、交換する箇所を厳選することで、導入に必要な工事期間を大幅に短縮することが可能になりました。
注記
製造から約40年を経過した機体をこれからも安全で安定して安心な稼働を実現するために、最新型のコントローラに換装することをご提案します。
LEDとランプのシンプルな表現から8.4インチカラー液晶による表現力豊なインフォメーションをリアルタイム表示!
· クランク角度、カウンタ、SPMや付属装置の状態などを大きく鮮やかに表示します。
· 機体の状態メッセージ、異常メッセージ(約200パターン)を表示します。
より詳細に機体状態を見える化しました。
· また設定を切り替えることにより、簡単に英語表記に変更することも可能です。
· ロットカウンタとトータルカウンタ同時表示。
表示切り替え操作が不要になりました。
· ロットカウンタ2(型メンテナンス)の表示も可能です。(オプション)
· LEDやランプで表現していた異常表示をより分かり易いメッセージ表示とし、
かつ重要な異常についてはカラー表示で重要度を表現します。
また、従来品ではできなかった複数の異常の同時表示にも対応し、迅速な復旧に貢献します。
液晶画面からの情報量が増大に対応した操作性の良いペンダント盤をご用意しました
· 8chを標準搭載。(オプションで16chまで増設可能)
· 設定は液晶パネル上で操作できます。
従来の制御盤部でのわずらわしい作業は不要になりました。
· 少量多品種生産を強力にサポート。ロータリカム設定、ロットカウンタ設定等を型データとして登録できます。
これらのデータはPCで保存、読出が可能です。
· オプションの荷重系やダイハイト自動調整と組み合わさることで、金型段取の自動化が図ることができ、効率的な運用をサポートします。
リニューアルで換装される主なパーツ
長年の使用で経年劣化したプレスエンコーダを現行型に換装することになり安全性を確保
プレスエンコーダとメインシャフトを接続しているカップリングが破損した場合、即座に停止する安全機構を新たに追加
最新のプレスコントローラ(SIT-4)を採用
複数のCPUの並列処理にて制御し、もしもの異常事態が発生したときに即座に安全に確実に停止する安全機構を標準装備
また、換装により搭載部品の経年劣化による故障リスクも低減。様々なオプション機能の追加も可能
ロータリカム出力のアングルディテクタはリモートIO出力に変更となります。(16chまで対応)
※16ch以上のアングルディテクタを搭載している場合、17ch以降はデジタルロータリカムのオプションを別途、ご用意しております。
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