これからの「ものづくり」をサポートする1ポイントサーボプレス「H1F-2」。コマツならではの特長を開発担当がご紹介します。

プレス加工の「見える化」をすすめるコマツのH1F-2なら「プレス加工の状態」「プレスの生産状況」がわかります。

特徴1:「プレス加工の状態」が「現場」でわかる。プレス加工の状態がわかる。生産中の変化がわかる。

調査時間の短縮、良品生産をサポートします。

プレス加工は一瞬で行われるため、これまで成形荷重や下死点位置、また生産中の変化を知ることは困難でした。
H1F-2ならこれらを現場で簡単に確認できるため、調整時間の短縮や、不良発生の予防をサポートします。

サンプリング画像

プレス加工時のスライドの動きと成形荷重をグラフで表示。左右の荷重や、金型の調整による変化も現場で簡単に確認できます。

トレンド画面

生産中のスライド下死点位置、最大荷重(合計、左、右)の変化をリアルタイムにグラフ表示できるため、一目で推移を確認できます。
許容値をあらかじめ設定しておけば、数値の変化に応じて生産を自動で一時停止することもできます。

パソコンを接続することにより、波形データの保存やスライド速度などの確認も可能です。

特徴2:「プレスの生産状況」が「離れた場所」でわかる。プレスの生産状況がわかる。製品(金型)ごとの生産状況がわかる。

インターネットから生産状況を確認、生産性改善にもお役立ていただけます。

コマツのKOMTRAXだからできること

生産性改善のために稼働状況を把握しようとすると、これまでは人間によるタイムスタディが一般的で、計測とデータのまとめに時間がかかりました。
コマツのKOMTRAXはプレスの生産状況を刻々と正確に記録、インターネットから閲覧できます。
稼働状況、製品(金型)ごとの生産状況が見え、ワンクリックで日報の作成もできます。

PC画面サンプル

稼働状況はCSVファイルで出力が可能なため、
より細かくプレスの稼働状況を分析することも可能です。

これからの「ものづくり」をサポートする1ポイントサーボプレス「H1F-2」。コマツならではの特長を開発担当がご紹介します。

高精度加工には「剛性の高いフレームが不可欠」です。コマツのH1F-2はフレームの構造により「口開きをおさえる」

特徴3:「Cフレーム」の「口ひらき」を「おさえる」フレーム構造。口開きをおさえる。

高精度な加工を可能にします

Cフレームは作業性が良い反面、口開きが発生します。H1F-2はフレーム内側に厚板による補強を採用、口開きをおさえ、高精度なプレス成形を可能にします。

また高剛性・高寿命のために、フレームの板厚にもこだわっています。

イメージ写真

口開きによりパンチが摩耗、前後で製品制度が異なる。

特徴4:「Oフレーム」なら「口開き極小」さらに「剛性」も向上。Cフレームにくわえ、Oフレームをラインナップしました。

より高精度な加工や、暑板、ハイテン材の加工にお使いいただけます。

OフレームはCフレームに対して前後の口開きが極小になり、フレームの剛性も向上します。より高精度なプレス成形や、厚板・ハイテン材の加工を可能にします。

従来機に対しサイドオープニングを拡大、より大きな材料の板幅にも対応が可能です。