プレス加工は一瞬で行われるため、これまで成形荷重や下死点位置、また生産中の変化を知ることは困難でした。
H1F-2ならこれらを現場で簡単に確認できるため、調整時間の短縮や、不良発生の予防をサポートします。
プレス加工時のスライドの動きと成形荷重をグラフで表示。左右の荷重や、金型の調整による変化も現場で簡単に確認できます。
生産中のスライド下死点位置、最大荷重(合計、左、右)の変化をリアルタイムにグラフ表示できるため、一目で推移を確認できます。
許容値をあらかじめ設定しておけば、数値の変化に応じて生産を自動で一時停止することもできます。
パソコンを接続することにより、波形データの保存やスライド速度などの確認も可能です。
生産性改善のために稼働状況を把握しようとすると、これまでは人間によるタイムスタディが一般的で、計測とデータのまとめに時間がかかりました。
コマツのKOMTRAXはプレスの生産状況を刻々と正確に記録、インターネットから閲覧できます。
稼働状況、製品(金型)ごとの生産状況が見え、ワンクリックで日報の作成もできます。
稼働状況はCSVファイルで出力が可能なため、
より細かくプレスの稼働状況を分析することも可能です。
Cフレームは作業性が良い反面、口開きが発生します。H1F-2はフレーム内側に厚板による補強を採用、口開きをおさえ、高精度なプレス成形を可能にします。
また高剛性・高寿命のために、フレームの板厚にもこだわっています。
口開きによりパンチが摩耗、前後で製品制度が異なる。
OフレームはCフレームに対して前後の口開きが極小になり、フレームの剛性も向上します。より高精度なプレス成形や、厚板・ハイテン材の加工を可能にします。
従来機に対しサイドオープニングを拡大、より大きな材料の板幅にも対応が可能です。