私の所属する部署ではレーザ加工機の開発を行っています。レーザ加工機の生産工場移管に伴い、商品の受注から生産までのシステムの改革を進めており、私は開発部門の担当として販売仕様、図面、部品表の見直しをなど行っています。ものづくりの上流から下流まで一気通貫で見直しをかけることで、お客様の要求にあわせた機械を、品質良く、より早く生産を行い、お客様にお届けできる体制づくりを進めています。またこれらの活動を通して得ることのできる生産現場の声を開発にフィードバックし、より良いものづくりにつなげられるよう、活動しています。

受注から生産までのシステムの改革を通し、様々な部門の方とプロジェクトを進めてきたことに大きな価値を感じています。入社２年目にこのプロジェクトに参加しましたが、当時はまだ機械に関する知識も浅く、不安が大きかったことを覚えています。ただし新しいことに挑戦するんだと考え、様々な部門の方々の助けを借りながら、このプロジェクトを進めてきました。部門が違えば表現や考え方が違う場合もあり、意味や目的を理解できずに苦しんだこともありましたが、そんな時は膝をつきあわせて意見を交換し、課題の共有と解決にむけて活動を行ってきました。それらを通し、多面的な視点で考えることの重要性も感じています。

友人、先輩など幅を設けず様々な方に相談して、多くの考え方を共有してみてください。自分がどういうことに楽しさ、幸せを感じるかを見つけて、なぜそう思ったのかを突き詰めると自分の考えがフォーカスされると思います。私自身そうでしたが、曖昧な思いを持っているとそれは弱さとして自然と表に出てしまいます。自分の多くの思いについて”なぜ”を解消して、自分に自信をつけてください。応援しています。