安全、品質、納期、コストを意識しながら、顧客の生産性に直結する周辺機械の開発を担う。

開発本部
開発2部周辺機グループ
2008年度入社

Toyooka Tetsuji 豊岡 徹二

工学部 機械工学科

⟨大学時代に打ち込んだこと⟩
バイトに明け暮れて、稼いだお金でよく旅行に行っていました。
⟨休日の過ごし方・趣味⟩
最近は家族でおいしいものを探し求め、あちこちドライブで出かけています。温泉も大好きなので家族でよく行きます。

大型プレスラインの周辺機械開発を担当

私の所属する部署ではプレス成形の生産ラインで使われる周辺機械の開発を行っており、その中でも私は自動車用ボディの成形に使う大型プレスラインの周辺機械の設計を担当しています。自動車用ボディは1枚の鋼板を複数のプレス機で成形することで製造されますが、周辺機は鋼板をプレス機に投入し、プレス間を搬送し、最終的に成形された製品の取出などを行う、生産性に直結する重要な装置です。お客様の要求仕様に対して設計検討を行い、性能はもちろん、安全、品質、納期、コストを意識しながらお客様と打合せを重ね、最終的な仕様を固めていきます。仕様決定後はモノづくりのための図面を作製し、製造部門へと引き継ぎます。周辺機が完全に組みあがるのはお客様の工場になることが多いのですが、現地での立上支援、お客様への引き渡し時の教育なども行っています。

やりがい・醍醐味

私が入社3年目の頃、大型タンデムプレスラインを4ライン納入するプロジェクトの周辺機担当者を任されました。右も左も分からない状態の中、お客様の高い要求を実現させるための技術的な課題に対しどうすればいいのか自分で考え、先輩方のアドバイスを貰いながらアイデア出しを行いました。そしてお客様のもとへ足を運び、お客様が納得いくまで打ち合わせを重ねたことを覚えています。プレスラインを金沢工場からお客様の工場に無事送り出したときの達成感は計り知れないものでした。つらいことや失敗もたくさんありましたが、自分が設計した機械がお客様の工場で活躍していることは大きな喜びであり、設計者にしか味わえない醍醐味だと思います。

就職活動に臨む学生へのメッセージ

就職活動は今までの自分の人生を見つめ直すいい機会です。自分が興味があること、やりたいことが何かをたくさん考えて、たくさん悩んで、そして様々な業界、企業を出来るだけ見て下さい。辛いこともありますが諦めずに頑張れば、きっと自分に合う仕事に巡り合えると思います。

コマツ産機を選んだ決め手
もともと大きなものづくりの設計に携わりたいという思いがありました。また北陸に根差しながら、グローバルで活躍する企業で働きたいという思いも選んだ理由の一つです。